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第5日(10月6日)の見どころ

■シングルス準々決勝の4試合が行われる第5日は、7日間の大会で一番面白い日かもしれない。日本のファンにとって一番関心のある杉田祐一(世界ランク40位)とアドリアン・マナリノ(フランス=31位)の試合は第4試合に入った。

■杉田とマナリノは、ツアー予選を含めて今季3度対戦がある。結果はマナリノの2勝1敗だが、杉田の1勝は6月のアンタルヤ(トルコ)の決勝。杉田がツアー初優勝を果たした一戦だ。「また当たるなという感じ。半年で4回目というのはかなりの回数ですね」と杉田が苦笑する。3度の対戦はクレーと芝だが、いずれも接戦になった。左利きのマナリノは、バックはフラットな低い弾道のショット、フォアはスピンボールにフラットも交えて相手をかく乱する。「いろいろなショットを打ってくるので早い段階からそれに対応したい」と話した杉田。「先手を取りたい。試合ではいい展開を持った方が優位に立てるので、そこを先に見つけたい」と気合を込めた。

■第1試合は第8シードのディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン=29位)とスティーブ・ジョンソン(米国=46位)の対戦。170cmと小柄なシュウォーツマンは、俊敏な動きとストローク力を生かして全米で準々決勝に勝ち上がった25歳。ジョンソンは全米大学選手権のシングルスを2連覇してプロに転向した27歳。ともに粘り強いストローカーなので、激しいラリー戦に注目したい。

■第4シード、ダビド・ゴフィン(ベルギー=11位)とリシャール・ガスケ(フランス=30位)の第2試合も面白い。意外なことだが2人はこれが初対戦。31歳とベテランの域に入ったガスケだが、得意のバックハンドは健在で、2回戦でもダウンザライン、クロスと自在に打ち分けて何本もウイナーを決めた。前週の大会で優勝しているゴフィンは、2回戦で2時間20分の接戦に辛勝、これが3日連続の試合になる。

■第3試合は、第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア=5位)にライアン・ハリソン(米国=52位)が挑む。08年に15歳でツアー初白星を挙げた早熟のハリソンは、ここ数年低迷していた。しかし、今季は2月のメンフィス(米国)でツアー初優勝を果たすと、7月のアトランタ(米国)でも決勝進出と好調なシーズンを送っている。チリッチは1勝4敗と分が悪い相手だが、持ち味の強打で14年全米王者の胸を借りる。  (世界ランクは10月2日付け)

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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